自己肯定感って何?

どうやったら自分を肯定できるんだろう。

沢山ネットで調べたし、友達に相談もした。実際に色んな方法を試したりもしたし、少しは自分の事を認められるかもって思った事もあった。

でもどうにもならない、中途半端な自己肯定感が余計に自分の首を絞めてるように感じる日々。

まるでアニメに出てくる天使と悪魔のように、自分を肯定しようと頑張る自分と、調子に乗るなお前は常に誰かの下位互換だと罵る自分がせめぎ合ってる。

何か作業してたり人と話してるとなんともないけどふと一人になった瞬間や寝る前の何もしてない時間になると急に自分の中で戦争が始まる。

こんなに自分の事褒めてあげられないのは色んな事諦めてきたせいなのかなって思う。

子供の時からずっとやりたい事諦めて生きてきた。

中高の頃はゲームを禁止されてた。隠れてやったりはしてたけど見つかる度に怒鳴られて取り上げられて知らない内に消えてる。どうせ大人になったら好きなだけ出来るんだから、今はもっとやる事あるだろってずっと言われてきた。

ゲームだけじゃない。友達の家に泊まるのだったり、スマホだったり。色んなやりたい事を制限された生活の中で身に付けたのは諦める事だった。

窮屈な生活の中でひたむきに頑張っていた部活ですら、褒められる事は無かった。関東大会にも出たが、観戦に来る事も無かった。

その頃から何もかもどうでも良くなった。部活が完全に終わり、センター試験を控えた時期に母が育児ノイローゼ、父が不倫、母と祖父母と関係が悪くなり夜逃げ。家庭も何もかもぐちゃぐちゃになって本当にどうにかなりそうだった。母方の実家に逃げ込み学校を休んでどうにか母と父の仲を取り持ち学校に行けるようになった頃には年が明けていた。

結果受験どころか経済状況が不味い事になり進学なんて言ってらんない様な状況になった。そうなった時初めて父に頭を下げられた。何も響かなかった。

謝られたとてもうどうにもならない現状だけがそこにあった。

何もする事が無くなった僕はバイトして買ったスマホでソシャゲに打ち込んだ。学校も遅刻するようになった。原因はここで言いたくないが謹慎も食らった。目に見えて腐っていったが親が特に干渉してくる事は無かった。

今となっては俺が間違ってたって父から言われたり実家に戻っても特に窮屈な思いする事無いくらいには関係修復出来たし親に対する萎縮も無いけど自己虐待だけはどうにもなってない。

だから今日もクソみたいに情緒不安定な感情に振り回されながらゲロ吐きそうな口を必死に抑えて愛想笑いしてる自分が大っ嫌いです。